・”ショップの定期健診” …店長面談

随分前から全店の店長とは、3ヶ月に一回、1時間程度の個別面談を行っています。
以前は私が各店を回って現場で面談をしていましたが、さすがに最近は店舗も増え、東京地区は本社に店長に来てもらって実施しています。

その際、一年の設計図とも言える‘年頭に当たり’に沿って、自分の店の問題点を把握出来ているか？、その解決のための仕組みは出来ているか？
（朝礼、拾礼、改善ノート、ショップミーティング等）、継続的な改善を実行し続けているか？、といったことを訊くようにしています。

また、データに関しても、単月で見れば前年比110%というのは良いように見えますが、前々月が120%、前月が115%だったとしたら非常に危ないと考えなくてはいけません。
逆に、単月で前年比95%というのは悪いように見えますが、前々月が85%、前月が90%だったとしたら、非常に良い傾向だと言えます。

常に先を見ながら先手先手で段取りを組もう、長期的な視点でデータも見ていこうと思ってはいても、現実的には日々の仕事に追われて目先に意識がいってしまうのは、よくあることです。

だからこそ、定期的に時間を作り、大局的な問題点の把握、長期的な数字の動きをチェックする必要があると思います。

そういった意味で、店長との個別面談は、ショップの定期健診と捉えて、優先的に時間を割り当てていきたいと思っています。